ダーツを趣味としている人のほとんどはマイダーツを持っていることでしょう。自分専用のダーツがあるだけでダーツに対する気持ちも高まりますし、上達具合もかなり変わってきます。
じゃあ皆マイダーツ買えばいいのでは!?と思いますよね。でも初心者の方にとってマイダーツを購入するのってハードルが高かったりするのです。
「マイダーツ持っている人多いけど・・・自分はまだ始めたばかりだし買わなくていいか!」
そんな風に思っている人は多いはずです。事実、初心者の頃の私も同じように思っていましたし、お店に行けば借りれるからわざわざ買う必要ないだろうと考えていたんです。
しかし、ダーツを初めて3年が経った今では声を大にして言います。

マイダーツを買ったほうが絶対に楽しいくて上手くなれる!
- ダーツ初心者でマイダーツを買うか迷っている人
- マイダーツを買うメリットを知りたい人
目次
初心者はなぜマイダーツを購入することにハードルを感じるのか?
そもそも初心者の方はなぜマイダーツを買うことに抵抗を感じてしまうのか。理由は大きく2つあります。
本当にダーツが好きになるかわからない
始めたばかりの頃は本当にダーツが好きになるかわからないと思う人は多いです。
せっかく買っても投げなければ無駄になってしまいますし、興味がある程度の段階でマイダーツを買うということには心理的なハードルを感じてしまうのです。
ただ、個人的には多少なりとも興味がある時点でその先ダーツを好きになる可能性はかなり高いと考えます。実際に私の周りで興味があるからとダーツを始めた人の多くが、その後夢中になるほどダーツを好きになっていますよ。
費用的な問題
費用的な面で購入を思いとどまってしまうケースもあります。
ダーツショップに行くと非常に多くの種類の商品が並んでいますが、その多くが1万円を超える価格設定がされています。
興味がある程度の初心者の段階で1万を超えるものを買うのはやはりハードルが高いといえるでしょう。全くダーツに触れたことがなかった人からすると、数万円する買物はやはり高く感じてしまいますね。
他のスポーツや趣味などにもいえることですが、なるべく初期費用は抑えたい、可能なら初期費用無しで初めてみたいという人は多くいます。形から入るという人でなければ、あまり費用をかけたくないと思うのは自然なことでしょう。
本気でやっている人と見られることに恥じらいがある
マイダーツを持っていると本気でやっているガチ勢!と思われることは多いです。
例えばボウリングでマイボウルを持っていると聞くと、その人はボウリングを本気でやっているのだなと思われますよね。ダーツでも同じことです。ただ、まだ初心者の段階で本気でやっていると思われることに多少恥じらいを感じてしまう人がいることも事実です。
実際私も始めたばかりの上手くない時期は「マイダーツはまだいいかな」なんて思っていました。マイダーツを持っているのに下手だと更に恥ずかしい!なんて気持ちにもなったものです。
それでもマイダーツを持つことを進める理由
それでも個人的にはマイダーツを購入するべきだと思います。
私も最初はマイダーツを購入することに抵抗はありましたが、実際に自分専用のダーツを持つと、持っていない時とはかなりの違いがあると感じました。
マイダーツはモチベーションを高めてくれる
マイダーツを手に入れて初めに感じるのは高揚感です。自分専用のものを手にした時の嬉しさや気分の高まりはとても素晴らしいもので、それはダーツに対するモチベーションとなってくれます。
マイダーツを手に入れるということはダーツをより楽しむためにとても大切なことだと思います。
それに自分だけのダーツを手にすると愛着がわいてとても大切に扱うようになります。フライトやケースにもこだわったりして、ダーツに対する気持ちがさらに高まるのは間違いありません。私なんか買った当初は嬉しすぎて部屋の棚に飾っていました。
そして「もっと練習してうまくなってやる!」と思うのです。モチベーションがあれば練習をする気力も出て、自然と練習することに対して前向きになります。
このモチベーションは上達には欠かせない一つの要素なのです。
ハウスダーツよりも上達が早くなる
お店に置いてあるダーツをハウスダーツと呼びます。
これが1番投げやすいという人はほとんどいません。実際にハウスダーツは重量が軽く、形もストレートのものがほとんどです。ストレートタイプのものは初心者向きではないので、やはりハウスダーツで投げ続けることはあまり良いこととは言えません。
それよりも数多くあるダーツ(主にバレルですが)の中から自分が投げやすい、持った感覚がとても良いと感じるものを見つけ、それで練習した方が上達も早くなります。
ダーツが上手くなりたいという気持ちが強い人は、マイダーツを手に入れるべきでしょう。
私がマイダーツを購入した際の流れ
ここからは過去の私が実際に購入した流れをご紹介します。
おそらくこのような流れでマイダーツを購入するかどうかを判断するのが一番だと思いますので是非参考にしてみてください。
まずはお店のハウスダーツで好きなように投げてみる
最初はダーツを好きになることが大切です。ハウスダーツで良いので投げてみてとにかく楽しみましょう。友達とでも良いですし会社の飲み会の後でも良いのでダーツをしてみて楽しいという気持ちを感じましょう。
私の場合は友人に誘われてダーツを投げに行ったときに、ハウスダーツで思う存分投げていました。投げに行くようになって5回目くらいから「もっと上手くなりたい」という気持ちが強くなりました。
そこで、マイダーツをもって投げてみたいと思うようになったのです。この時点で私はすっかりダーツが好きになっていたのですね。
皆さんもこんな気持ちが湧いてくればマイダーツの購入を考えてみるべきでしょう。
最初は安いものでOK!
自分専用のダーツが欲しいと思っても、いきなり高いものに手を出すのは躊躇しますよね。私も実際にお店で見てみると1万円以上のものが多く、中には5万もする商品もあったりしてビックリしました。
ただ、中には中には安い価格帯のものもあります。特に初心者向けのものは2000円前後で購入することが可能です。多くのバレルはタングステンという非常に硬い金属の素材を使用していますが、ブラスという素材のものであれば安くて手に入りやすいのでオススメです。
最終的に私は3000円の初心者の方に人気だというモデルを購入しました。
安い物であっても作りはしっかりとしているので、高いものよりも上達が遅くなるということはありません。
本気でハマったら改めてちゃんとしたマイダーツを購入しよう
私の場合、最初に購入した安いダーツは2か月ほど使いました。その頃から「これは長く続けられる趣味になるだろう」と感じていました。
そこで、改めて自分に合ったマイダーツを探して購入してみることにしたのです。ある程度投げ込んでいる状態であれば、ダーツによって投げやすい投げにくいという感覚が分かるようになります。
ここで大切なことはなるべく多くのダーツを試投してみることです。バレルの重量や形状、長さやカットなどによって投げた際の感覚は非常に大きく変わってきます。プロ選手でも新しいバレルに変えた際は慣れるまで時間がかかるそうです。
色々と試投してみて、一番気持ちよく投げやすいと感じたDMCのクフィールというものを購入することにしました。価格は1万2千円ほどで、その後2年間このマイダーツを使用し続けました。
マイダーツを入手することでダーツにより夢中になるはず
娯楽として見た場合、マイダーツを購入することは必ずしも必要ではありません。
ただ、自分だけのマイダーツを手に入れることでよりダーツが楽しめるようになることは間違いありません。
最初はマイダーツを持つのはハードルが高いと感じてしまう人でも、趣味として本気で好きになれそうな場合はぜひ購入を考えてみてください。私自身も最初はマイダーツを買うつもりはなかったのですが、今では4種類も持ってしまっています。
マイダーツを手に入れればダーツというものに対してより気持ちが強くなり夢中で楽しめるようになるはずです。そしてきっと素敵なダーツ人生の幕開けとなるでしょう。